善玉,悪玉コレステロール増減の薬と副作用は?スタチン・エゼミチブなど

HDL増やす、LDL減らすなどの、脂質異常症の主な薬

運動や、食事で気をつけていてもコレステロールの値がなかなか良くならない場合、健康診断などの検査をしたら異常に数値が高かった場合などに、医師から処方箋をもらうときがあります。
その時に処方されるお薬についてみていきましょう。

 

スタチンが主流

脂質異常症によく使われるのは「スタチン」(HMG-CoA還元酵素阻害薬)です。
スタチンはコレステロールが肝臓で合成されるのを阻害してくれます。また、血小板の働きを和らげ血栓を防いでくれる効果や、血管内細胞の炎症も防ぐ効果が期待されているのです。
LDL(悪玉)コレステロールの値が高い人やHDL(善玉)コレステロールの値が低い人(増やす必要がある人)、アテロームが出来ている人に用いられます。
具体的な薬の名前で言うと、メバロチン(プラバスタチンナトリウム)、リポバス(シンバスタチン)、ローコール(フルバスタチンナトリウム)、リピトール(アトルバスタチンカルシウム水和物)、リバロ(ピタバスタチンカルシウム)、クレストール(ロスバスタチンカルシウム)などです。
副作用としては、肝障害・白血球の減少・横紋筋融解症などが挙げられます。
余談ですが、このスタチンというのは日本が開発を先駆けたと言えるのです。薬として最初に発売したのはアメリカの製薬会社なのですが、日本人のグループがアオカビから発見したのがキッカケとなっています。

 

エゼミチブ、レジン

スタチン以外にも、食べ物から小腸で吸収されるコレステロールを抑える働きをする薬があります。「小腸コレステロールトランスポーター阻害薬(エゼミチブ)」や「レジン(陰イオン交換樹脂)」です。
エゼミチブの方は、小腸の粘膜にあるコレステロールを吸収する「NPC1L1」の働きを抑えてくれます。そうすることでコレステロールの吸収率が50%にまで下がるのです。
LDL(悪玉)コレステロールの値が高い人や、スタチンが合わなかった人に用いられます。
具体的な薬の名前で言うと、ゼチーア(エゼチミブ)が挙げられます。
副作用はほとんど見られませんが、まれに便秘や下痢などの消化器症状を感じる人がいます。そしてごくまれに肝障害が起こることもあります。

 

一方レジンの方は、小腸に排出された胆汁酸に含まれているコレステロールの再吸収を防ぐため、胆汁酸を吸着して便として排出させる働きがあります。
LDL(悪玉)コレステロールの値が高い人や、スタチンが合わなかった人に用いられます。
具体的な薬の名前で言うと、クエストラン(コレスチラミン)やコレバイン(コレスチミド)が挙げられます。
身体に吸収されない薬なので比較的安全だと言えます。副作用はほとんどないのですが、便秘や腹部膨満感などの消化器症状を感じることもあります。

 

薬物療法をする場合は特に定期検査が大切

食事療法や運動療法などでも検査をすることが大切なのですが、薬物療法の場合は特に定期検査が大切なのです。それは薬の効果や副作用の有無をきちんと確かめるためです。飲み始めてから3ヶ月は毎月検査をしましょう。それ以降は3ヶ月に1回の検査が目安となっています。

 

悪玉コレステロールが多い人は、善玉コレステロールが低い人(少ない)ことが非常に多いです。
悪玉コレステロールを下げる対処方法を実行することで、善玉コレステロールが増えることも多々あります。
医師から薬をもらう状態になってしまったとしても、薬だけに頼るのではなく、日常生活から、食事、運動を心がけましょう。

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